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ECD (Emergency Call Device)

今回、たまたま興味深い写真を会社の同僚からもらったので、ハムネタではないのですが、VK事情ということで、書きとめておきます。

ECD (Emergency Call Device)というものが、ノーザンテリトリ州のナショナルパークに設置されており、中にはフィリップス製のUHF CB機「PRM80」がインストールされています。

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この手の装置ですが、日本ではどうでしょうか?携帯電話のカバレッジがほぼ満たされている感がありますので、不要なのかもしれませんが、広大なオーストラリア大陸、内陸のアウトバックはまだまだ未開拓の地で、依然、「無線」が重要な位置づけです。

ちょっと写真が影になっていて見難いのですが、UHFの八木がポールにつけられており、この指向性はレンジャーが常駐しているHut(小屋みたいなもの)にリンクしています。

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装置にはPTTボタンと思わしき装置、マイク口と思われるグリルが付いており、一連の操作をすることで、非常時にはハットに常駐しているレンジャーに応援要請をかけることができるというものです。また当然ながらこれらのエリアは電気もないところですので、マストのトップには小さなソーラーパネルが設置されており、装置への電源も供給されています。


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このあたりはフィリップス社の特別案件サポートでしょうか?
フィリップスと言えば、髭剃りくらいでしょうか?オーストラリアでは有名な業務無線機メーカーの一つでしたが、もともとはUKのPYEテレコムが前進となっており、このPYE(パイ)テレコムも調べていくと、なんと自宅近所に大きな工場を持っていたようです。

すでにフィリップスはSimocoに買収され跡形もなくなりましたが、オーストラリアの無線の歴史を調べていくと色々と興味深いことが出てまいりました。

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by JM3EHG | 2017-02-28 05:20 | VKハム事情 | Comments(2)

MFJ-2240テスト

何とか今日は天気もよさそうでしたので、少し時間をもらいコレのテストに。いよいよ2月も終わりに近づき、年度末の3月…このままだとお蔵入りしそうでしたので、無理くり時間を作りました。

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なんてことはない、モノバンドのホイップですが、この手のアンテナ、QSTにはちょいちょい出ていますので、海外では結構有名なアンテナかもしれません。(が、日本ではマイナーでしょう。)
シンプルイズベストということで、何の仕掛けもありません。モビホの水平ダイポールでしょうか…。


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とはいうものの、ある程度予想はしていたのですが、モビホそのものですので、超短縮系、ディップ点を出すのにクリティカルで難儀しました。何とか上げ下げすること何回目かで、ようやくソレナリに落とし込むことはできましたが、頑張ってもSWRは1.5が限界。追試が必要です。

あとー、7300のスコープを見てもらうとわかるのですが、測定は土曜日のお昼過ぎです。
日本ではまさにゴールデンタイム、周波数確保に発狂する?7MHzとは思えないお空の状況です。誰も出ていませんが、AUSではこんなもんです。7MHzでさえこんな状況ですので、必然的にアクティビティ、もとい無線そのものへのやる気も降下を辿るのみです。


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とりあえず近所の公園で簡単にセットアップの図です。
調整中、CWで1局がCQを出していたので、テスト運用も兼ねて応答。とりあえずVK5のアデレードには飛んでいるようです。

気温は23度くらい、乾燥してます。ご覧のように快晴ですが、木陰に入るとやっぱり肌寒いです、Hi。



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by JM3EHG | 2017-02-25 21:37 | アマチュア無線 | Comments(0)

ハムスティックアンテナを入手…

久しぶりの更新となります…。といいますか、ここ最近はさっぱり運用と言えるものを行っていなく、夕方の空き時間に17mバンドでJT65にちょろっと出てみたりとそんな運用スタイルです。とはいうものの、1回のQSOに時間がかかるJT65モード、2.3局でもうお腹いっぱいといいますか、飽きてきます…。

年度末のもあり、急にこのタイミングであれこれと忙しくなり、なかなか休日にまで無線をやろうとする意欲がわかず、せいぜい、自宅のデスクに仮設置したKX3でワッチするくらいなアクティビティであります。


そんな中でも、先日、QSTなどでは定番?のハムスティックアンテナを入手…。
本家のハムスティックは絶版状態で、MFJ製品となりましたが、格安なのがFBです。
中にはモノバンドのハムスティックをパラレルにしマルチバンド化している猛者もいるようですが…。


日本でもモノバンドのモビホをダイポール化するやつがあるようですが、元が高いのであまりCP的には割に合わない感じもありますし、もともと、日本の場合はこちらに比べてアンテナのチョイスもあるわけですので、それほど苦労する感じでもないでしょう。


タヌキワッチ用に先日設置したモビホなんですが、さっぱり聞こえないので、いろいろと考えた結果、格安なコレにしたわけです。
まだ箱に入った状態のままで何とかしないといけないのですが…。

今週末にでも、XYLから少し時間をもらって近所の公園でアンテナ開きもとい、調整をしたい考えです。


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by JM3EHG | 2017-02-23 05:21 | アマチュア無線 | Comments(0)

オーストラリアと日本の違い?

某アルパカ師のブログコメントにも書かせてもらいましたが、オーストラリアのハムイベント(食べるハムではない…)、色々な地域で開催されているのですが、メインはというと「ガラクタ市」であり、私自身もそこでアンテナや何か小物系を購入しますが、それだけで個人的にはあまり興味をそそるものではありません。

日本のハムイベント・・・例えば、指が触れる部分が傾斜になったCWキーなど、コレまさに独創的なものではないでしょうか。
(オージーからすれば、「なんで斜めなの?打てればいいじゃん」でしょう。)

ふと感じたのは、何がここまで、オーストラリアと日本とで違うのか?という部分です。(かなり強引な比較であることは前もって言っておきます。)

というのも、「オーストラリア」の場合、資源国です。広大な国土に多くの資源(例:鉱石)が眠っており、それすなわち「お金」になるわけです。
資源ブームが低迷、中国等からの安価な資源があるとはいえ、「言い値」商売でしょう。

かたや、「日本」の場合、資源のほとんどを輸入に頼らざるを得ない状況です。そういった背景からも、他国から輸入した「何か」と「何か」を組み合わせて、日本独自の「物を作り上げる」という技術が長けているのだと改めて感じました。それが、先に書いたようなたとえば、独創的な商品に繋がっていくのかとも感じました。

「オーストラリア」の独創的な物?・・・ベジマイトくらいでしょうか。


「オーストラリア」の全否定をするつもりもありませんし、リスペクトしている部分もあります。

出典はかなりまえですが、『トヨタ自、2017年末までに豪州生産撤退へ』この記事も、紹介しておきます。
結局のところ、オーストラリアから自動車工場そのものが無くなり、多くの雇用が失われてしまいました。

トヨタも最後の最後まで「紳士的に」労働者と対話を進めてきましたが、個々の実績より、まず「給料UP」という誠にオージー、典型的、自分勝手な要望を労働組合が続けた結果、トヨタが降参したわけでまさに「自爆」と言えると思います。

給料に満足していた社員にすれば、いい迷惑です。また工場だけでなく、それを支える部品産業も軒並みクローズとなりました。

さらに、オーストラリアのメーカーである「ホールデン」(現在はGM傘下)もついに、自国での生産を終了。
ここも、結局は人件費の高さや、そもそもホールデンの車が売れない。(マーケティングがダメなのでしょう。)
ある意味、自国で自分の車を作れない、オペルのOEMを続けるという部分に憐みすら感じました。

人気の車種といえば、トヨタのランクル、スバルのXVやアウトバック、現代や起亜です。(やっぱり日本車が強い。)

そういった背景も踏まえ、「資源国」として(採掘技術はピカイチなのかもしれませんが)、なぁなぁで進んできた結果、こんな状況になったのかもしれません。

ただ一方で、国民は「なんとかなるさ」的なスタンスで皆それでよいと思っているようです。
危機感が無いと言えば無いのかもしれませんが、逆に何に対しての危機感なのか?という議論にもなりそうです。


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by JM3EHG | 2017-02-08 15:45 | 雑談 | Comments(0)

EMDRC 50周年記念局 VI50ER

この週末は私がこちらで所属する「Eastern & Mountain District Radio Club Inc.」の50周年記念の特別コールでの運用枠をいただいたので近くの公園まで移動運用をかけてきました。

この日は久しぶりの38度近くまで気温が上昇した夏日でもありました。
(日陰に合わせるようにモービルを止めたため、やや同軸がピンピン気味になっているのは内緒だ…)

通常、クラブコールのVK3ERを使用して移動運用やコンテストに参加するのですが、今年の1月1日から3月31日までは、当局から特別に割り当てていただいた「VI」コールを使用します。普段はオーストラリアの場合、「VK」が定番でありますが、日本の「8J」同様にこちらでも記念局向けに専用のプリフィックス「VI」があります。

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ここは定番ではありますが、7MHzを投入してみたものの、IC-7300のスコープ上からもだれも運用していません。
土曜日の午前中、日本ではまず考えられない現象です(爆)
個人的にはVKには7100kHzまでの割り当てで十分ではないかと思うくらいです。

7000から7030あたりのCW周波数は見事に誰もいませんが、こちらも意地?ですので、しつこくCWでCQ連発しました。
やはり、VK、電信はマイナーなモードのようですが、1時間の運用で4局…。これ以上TXし続けてもエネルギーの浪費だけと判断、プラス暑さでこちらが先に参りましたのでQRTとしました。

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今回の使用アンテナもフルサイズのダイポールです。短縮系モビホではないためアンテナの耳の悪さが原因とも言いにくそうです。
やはりこれはコンディションもさることながら、ハム人口(国土の総人口に比例している思いますが)なのでしょうか。

広大な国土のオーストラリアです、そういった側面もありVUHFの通信はコンテスト時以外、あまり活気はありません。
基本的にはFMアナログレピータを経由した一般的ものです。このため、日中の国内運用というところで7MHzがVKでは一番運用人口が多いものと思われます。

それにしても、日本のようなドップリとパイルを楽しむのもずいぶんご無沙汰になりました。なんだか恋しいです…。



第2部・・・

第1部はHF帯で惨敗でありましたが、第2部は冷房の効いた自宅シャック(とは言い難い自分のデスク)からD-starを投入。
JA向けにもSVCしてみました。

ただ、記念コールサインはD-starのゲート超えに登録をしていませんので、自分のコールサイン設定のままで行いましたが、ちと一言。

ただこれは、あくまでもD-starのコールサインルーティング上だけに必要なものであり、なんら法的な縛りはありません。
音声通話上で私が宣言するコールサインが正しいのですが、交信いただいた何局かの方は最後まで「無線機の画面にVK3EHGが流れるが、このコールサインではないのか?」と言われ、説明をしたものの「VI50ER」を理解いただけませんでした…。私の力不足を実感。

(画面の情報だけではなく、やはり自分の耳でも確認いただきたいですね…。)



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by JM3EHG | 2017-02-04 20:58 | VKハム事情 | Comments(0)


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