カテゴリ:雑談( 279 )

初めてづくしのPNG出張の記録

負傷した両足もようやく落ち着いてきまして、普通の生活に戻りつつある今日この頃です。

気づけば12月ももう半月が終わっており、来週いっぱいでこちらは仕事納め…やり残し感が否めないのですが、なんとか一週間でカタをつけたいと思います。

しつこいですが、個人的にもいろいろと初めてづくしであった出張の記録ということで。
内容というと、簡単にいえば下の写真のようなものです。

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パプアニューギニア(PNG)は2014年以来で、まさかまた行くとは、という思いでしたが、サラリーマンですので、行けと言われれば行かないといけません。しかも今回の現場は超遠隔サイトということで、いままでとは違います。
当然、この地域ですので、事前のマラリア予防接種は必須です。

そもそも、現場に行くにはヘリしか足がないので、「ちょっと機械がおかしいので、会社まで代品取りに行ってきます…」なんて気軽な言い訳も通用しない失敗も許されない現場でした。


現場への往路はまず、ポートモレスビーから国内線でウェワクまで。
ウェワク…太平洋戦争に詳しいかたならご存じと思いますが、ラエと並び日本軍の前線基地があった都市です。


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ウェワクのエアポートも、降りた瞬間から独特の蒸した感じの古典的な?南国の空港。この空港もガダルカナルの空港と同じく日本軍が整備したものか興味深いです。

ウェワクからサイトまではチャーターヘリで45分の飛行でした。
と、この世に生を受けて34年で、初めてのヘリでした。パイロットのGayさんから事前に説明を受けまして、「お前、ヘリ初めてか?」と聞かれたので「YES!」と答えたところ、「じゃあ、前座ってええよ」的な感じで、座らせてもらいました。


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機体登録番号、P2-HCN、ベル206ジェットレンジャーです。

当然、実用性一点張りですので気密性もないので内部は結構騒がしい。基本的に会話もデビットクラークのインカムを通じてです。
見たところ、コクピットにはベンディックスキング製のVHF航空無線機が2台、アイコムのHF機(IC-F7000!)でした。アンテナはムーンレイカー製のAT230がスキッドに沿わせて設置されているなど興味深い…。実際、飛行中はIC-F7000を使用して6MHzで交信してました。


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現場はといいますと、鉱山資源がたっぷり眠っているPNGでもあり、おもに「金」と「銅」がメインの発掘。
実際、サンプルで取得したものが保管しており、見せてもらいましたが、確かに土の中にキラキラと光るものがありました。(金だそうです。)

マイニング(鉱山)の現場はというと、朝4時半起床、5時朝食、6時朝礼・作業開始、18時作業終了という12時間労働です。しかも土日の休みは無く、シフト制となっており、この勤務体系を3週間連続で行い2週間休暇という感じです。きつい!


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聞いたところでは、これはマイニング業界では通常とのこと。このような遠隔地には娯楽もありませんので、楽しみといえば、作業後の夕食くらい。また現場は安全上の理由で「飲酒禁止」…かなり厳しい。
とはいうものの、食事も電気もすべて会社が支給するため、「お金」は貯まるそうです。(要は使うところがないから。)


一週間、現場には滞在しました。作業そのものはもう少し短縮できたと思うのですが、実際の仕事現場もヘリでないとアクセスできない場所であり、天候によってはその日は待機、、という日もあったので、こればかりは仕方ありません。

帰りはというと、現場からいったんヘリに乗り、エアストリップ(滑走路といっても草原)のあるサイトまで前日のうちに移動。
そこから、これまた初のDHC6ツインオッタ―で1時間かけてマウントハーゲンまで。

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こんな感じのエアストリップがPNGには何か所もあり、その周りにはローカルのビレッジ(村)が点在しています。定期的に政府が用意したメディカル関係や衣料品、食糧などが空輸されているそうで、実際に上空からも何か所かエアストリップが見えました。

で、今回の僕のシートはなんと「1A」。
自由席なのでどこでもよかったのですが、ドリンクや機内食のサービスは…ありませんでした。
帰りのルートはPNGでもハイランド地域(内陸部)を横切るわけで同時にロギングしていたGPSロガーの値では約4000mあたりを飛行していました。


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で、通常、高高度を飛行する旅客機の場合は気圧を地上と同じになるように調整しているのですが、この機体、たぶんそれはしていないと思います。結構、飛行中は頭痛がひどかったです。。。それに寒い。

おまけにこれもヘリと同じくかなりの騒音。幸い手元に耳栓を持っていたのでそれを付けました。

マウントハーゲンはここは「ハイランダー」と呼ばれる原住民の街で、PNGでも特に「アグレッシブ」で危険なところというのは前々から教えてもらっていたのですが、確かに見る限り、なんとも言えない雰囲気を出していました。さすがにビビりました。(目がなんだか皆血走っている。)

マウントハーゲンからは、これまた初のフォッカー100に。
エアニューギニのジェット機なんですが、かなーり古い機体?のようで天井から水が漏れていました…。
そんな緊張のフライトでしたが、無事にポートモレスビーに帰還。

後はというと、いろいろありまして、何とかメルボルンに帰ってきました。

おわり


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by JM3EHG | 2016-12-18 20:45 | 雑談 | Comments(0)

パプアニューギニアで両足の感染症になる。(記録)

以下はあくまでも当方の記録ということですので…。
あと、一部汚い表現もありますので…。断りを入れておきます。


敢えて書くまでもないのですが、個人的にはこれまでに経験したことのないことでしたので、勢いのあるうちに記録として書き留めておきます。

写真を見ていただくとわかりますが、両足裏を負傷しました。

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先の出張先であるパプアニューギニアで発症したものなんですが、トロピカルな地域、しかも鉱山地域の(ほぼ)ジャングル地域という場所柄、そしてセーフティの観点から安全靴を常時着用しており、蒸れた状態、足元のコンディションが良くなく、「感染症」にかかってしまいました。

私自身はもともと皮膚が弱いほうですので、足など汗をかくと時々「水泡」というものができ、これは自然乾燥で治癒していたのですが、どうもこの「水泡」が今回は巨大化し、シャレになれん状態に…。


あくまでも推測ですが、
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by JM3EHG | 2016-12-16 21:05 | 雑談 | Comments(0)

P2(パプアニューギニア)から無事に帰還

いろいろと乗りましたよ。
Bell 206にDHC6、Dash8にFokker100。

また続きはのち。

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by JM3EHG | 2016-12-10 12:42 | 雑談 | Comments(0)

Kenworth DAF Melbourne Charity Truck Show

家庭内イベントでなかなか無線どころではないのですが、天気も珍しく晴れましたので表題のイベントにお出かけしてきました。

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Kenworthという日本では馴染みの無いトラックメーカーの主催するチャリティーイベントな訳ですが、普段は入れないところでじっくり舐めるようにトラックを観察してきました。

いすゞの10㌧トラック等に比べても一回りも二回りも大きいように思いますし、果たしてこんな大きなものが必要なのだろうかと思うのですが、広大なオーストラリア大陸、鉄道網も満足ではありませんので、物流の中心はやはりクルマ社会です。
アウトバックエリアなどは、「ロードトレイン」という形でこれらトラックヘッドが何両もの貨物をけん引しますので、これくらいの大きさが必要であるというのも、なんとなく納得できます。


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気になるトラッカー愛用の無線機…基本的に477MHz帯のUHF-CB機でありアマチュア無線機は皆無でした。これもお国柄なのかも。
ちなみにUHF-CB機のパワーは5wが限界ですので、当然通話エリアも限られますので、通話内容は仲間内のラグチューでしょうか?
見たところ複数台のCB機が搭載されていて、トラッカーによっては27MHzも愛用のようです。

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by JM3EHG | 2016-10-21 06:48 | 雑談 | Comments(0)

西オーストラリア州 フリーマントル

先日、業務出張で念願のWA州(VK6)フリーマントルを訪問してきました。初のインド洋です。
メルボルンと日中の気温は15度から17度程度と大差はありませんでしたが、日差しはやや強い感じです。

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さすがに3000km近く離れると時差もありで、日の入りの時間も遅く、若干違和感も感じました。
広大なオーストラリア大陸、国内の移動でも航空機で4時間かかるのですから、やっぱり大きな国なんですね。またインド洋を西にずっとトレースしていくともう南アフリカなんですね。(どおりでパースの空港に南アフリカ航空が来ているわけだ。)


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なぜ、フリーマントルなのかというと、不肖宮嶋先生が「不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス」の中で訪問された街でもあり、一体どんなところなのかと興味のある街でもありました。

文中では南極からの引き上げ後、しらせの最初の寄港地がフリーマントルな訳で、長く隔離された世界から舞い戻った海の男たちは夜の町に繰り出す…という描写が書かれていました。

「不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス」はアマゾンのレビューでも賛否両論書かれていますが、個人的には南極という極限の環境において従事されている方々のメンタルや様子などが誇張気味に書かれている一方(校正の勝谷氏か?)ででも、広く知る意味でも良い書物でした。ってなぜか書評になりましたが…。


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ということで、フリーマントルです。

漁業も下火のようですが、腐っても港町、雰囲気は良かったです。
やはり港町と言う部分でタスマニアのホバートに通じるものも感じます。
建物もほとんどが煉瓦つくりのもので歴史を感じさせるものでした。逆に考えると地震なんてないんでしょうね。


港町ということで、一番の楽しみが夕食…。

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ハーバーの中にあるシーフードレストランで「グリルドプラッター」(海鮮焼き物盛り合わせというところでしょうか。)を頂きました。38ドル也。

ムール貝(マッスル)のチリソースの煮込み、スクィド(イカ)、エビの串焼き、白身のグリルと最高です。生のオイスターもいきたいところでしたが、さすがにこんなに食べると無理でした。

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by JM3EHG | 2016-09-15 05:59 | 雑談 | Comments(0)

AIRTALK2016

東京ハムフェアには残念ながら参加できませんでしたが、何とかCITIZEetさんが毎年発行するAIRTALKだけは入手することができました。(Mさんありがとうございます。)

雑誌ほどのページ数ではありませんが、どのページも手作りで読み応えのある内容で、私自身は一度もライセンスフリーラジオを経験したことがないのですが、毎年の楽しみとしています。残念ながらいくつかの年は歯抜け状態になっていますが、2002年のVol 05から何とか今に至っています。


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今年の号、Vol19では新型の市民ラジオ機SR-01が大きく取り上げられています。
D級増幅回路など興味のあるところですが、若干、この機械、それなりのお値段だそうです…。

一方で広く、無線技術の研究ということで個人的にはデジ簡に興味があるところです。

デジ簡の場合、まだ生まれたばかりのカテゴリーや、使用できるアンテナの制限などワンメイクレース的な同じ(スペック)土俵上で楽しめる趣味として興味があります。このあたりは日本に帰国してからのお楽しみということで、しばらくは置いておきたいと思います。

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by JM3EHG | 2016-08-30 06:32 | 雑談 | Comments(2)

ウーロンゴンあたりの海で

この写真は分かりますように、長らくこのブログの表紙写真の一部で使っているオリジナルのものです。

完全な自己満足的なショットで気に入っています。
もうちょっとカメラを下にふれば良かったのかもしれませんが、スナップ的な感じでの写真ですので。

当時はリコーのR8を使っていて、どういうかシャキッとした感じの写真が取れて好きだったんですが、テーブルから落として不慮の事故で亡くなりました。。。

その後CX1とかいうのを買いましたが、どうもR8で得られた画質ではなくそれ以降、Canonです…。

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この写真、メルボルンに赴任した年の初めてのクリスマス長期休暇で、嫁さんと旅行したときのものです。

なんだか無線ブログではなく、日々のボヤキ日記もとい個人日記化としております。


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by JM3EHG | 2016-07-05 06:56 | 雑談 | Comments(0)

2016年一時帰国の旅

ということで、先日まで久しぶりに日本に帰国しておりました。

いろいろとあった訳なのですが、帰国前日まで仕事がビッチリでおまけに体調も絶不調。
本人はあまり感じていなかったのですが、嫁さん曰く、顔やまぶたが腫れていたよ、とのことでした。
帰国してすぐに病院に行ったのは言うまでもありませんが、やはり日本語の医療はいいですね。

そんな絶不調な状態で出国したわけで、今回は特別、忘れ物が多く参りました。

一番痛かったのは「日本の運転免許証」。滞在中、レンタカーを借りて運転をする予定だったのですが、当然のことながらNG。
念のため地元の警察に確認しましたが、豪州のライセンスはあくまでも豪州で運転するためのものであり、日本では運転できない。捕まったら免許不携帯となりますすよ。。。とのことでしたので素直に従いました。(当たり前。)

そんなんで、細々と忘れ物のオンパレード。パスポートを忘れなかっただけマシだったのかもです。

今回は普段の帰国のイベント以外にもいろいろと個人的に将来にかかわるところも調べたかったわけでもあり、それができたのは収穫でもあり良かったです。

毎回、帰国して感じるのは総じて日本という国は便利で豊かな国なんだなぁというところです。
オーストラリアに住まいを構えて早5年となりますが、家族や、特に医療のことを考えると、やはり母国語が通じる日本で適切な診察を受けたいですし。





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by JM3EHG | 2016-06-03 05:30 | 雑談 | Comments(0)

「空飛ぶ学校」The School of the Air

今回、NT州のアリススプリングスに出張にいった勤務先の営業さんからもらった観光パンフレットの中に気になる言葉をみつけました。『School of the Air 』ということばで、直訳すればさしあたり「空飛ぶ学校」でしょうか。
ちょっと気になりましたのでこの「空飛ぶ学校」について調べてみることにしました。

The School of the Air and remote learning

Lessons in Outback got to flying start / TROY LENNON THE DAILY TELEGRAPH JUNE 08, 2011 12:00AM

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日本ではあまり想像することが難しいと思いますが、広大な国土を有するオーストラリアでは遠隔地のリモートコニュニティというものが引き続き存在しており、当然そこには人の暮らしがあるわけで、平等に教育を受けることが必要であり、この「The School of the Air 」とは1950年代当時、インターネットやサテライト回線が無い時代において、短波帯無線機を使用して遠隔地に住む子供たちに教育(授業)を行うという取り組みでした。

先生は町の中心部にある送信所から時間を決めて授業を電波に乗せて行い、それを遠隔地の子供たちが受信し、また場合によっては子供たちがPTT操作をして先生に問いかけに返事をするという仕組みのようです。

今となっては映像と共にスカイプなど、高品質での通信が可能ですが、このHF,VHF帯を用いた「The School of the Air」は直近では2003年あたりまで実施されていたようです。

子供たちが使用する無線機の詳細は分かりませんが、フィリップスやAWAあたりが一括でリモートサイト用に開発したものでしょうか。
アリススプリングスには「The School of the Air」のミュージアムがあるようですので、ここはオトナの社会見学として要現地調査ですね。


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by JM3EHG | 2016-02-15 06:49 | 雑談 | Comments(0)

生録に挑戦?

「雑談」ネタばっかりでこんなことばっかりやってます。

久しぶりにTascamのリニアPCMレコーダ「DR-05」を引っ張りだしてきました。(どこかの無線機の型番のようだ…)
これいつのタイミングで買ったのか忘れるくらいの記憶に薄いアイテムなのですが、たぶん目的は3ZZZ時代の取材用だったかと。
とはいうもののそれも使わず、でならばワライカワセミの鳴き声でも採集…で今に至ります。

引っ張り出してきたのも理由があり、某所より「生録」の依頼があり今のご時世、アイホンのアプリ等できれいに録音も録画もできるのですが、なんだかそれでは味気ない。ならばとせっかく買っていたリニアPCMレコーダーで96kHz,24bitの録音をば…と計画。

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今回は現場の音とともに無線の音も入れたい(この時点で怪しい)のですが、このDR-05は1chなので内蔵か外部マイクのいずれかの選択になります。無線系は別系統でAudcityかで録音、あとでMixさせるほうがいいか…いろいろ考えています。

この「生録(オーディオ)」の業界、ケーブル一本からこだわるという世界ですが、奥が深そうです。いまさらそんなことやりだすと、Xさんが怒りそうなので、やめておきます。とりあえず今回はこの「DR-05」できれいに録音ができるか?というところでとりあえず、設置用の三脚とウインドスクリーンを用意してみました。

「生録」の世界…やはり「デンスケ」でしょうか。
重い機材をショルダーにかけてピンマイクで野鳥のさえずりの採集…そう思うと乾電池2本でリニアPCM録音ができるなんてすごい進化ですね。メルボルンの音風景もこの機会に録りためればと思います。


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by JM3EHG | 2016-01-31 15:40 | 雑談 | Comments(0)


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