VK3EHG F 自動応答の実験

この週末はD-star機器を対象にしたD-star QSO Partyが開催されますが、それに先立って(?)以前から考えていたことを実験してみました。

実験といっても、別段特別なことではなくD-star機の機能に搭載されています「自動応答機能」を試してみることでした。
というのも、D-starの魅力の一つであるインターネット網を経由した交信の際、アクセス先のレピータの状況は「UR?」や「RPT?」で確認できますが、自動応答を用いればより正確な確認ができると判断しました。

私自身もVKから日本へのコネクトを確認する際は「JK3ZNB F」にアクセスし正常にコネクトができているか(この場合は特にVK側のG/Wが正常に動作しているか)の確認をしています。

慣例?に習い、「VK3EHG F」をD-starサーバーへ追加登録を行い、自身の音声をID-51に吹き込んでみました。結果は日本の方に協力いただき問題なく動作してました。


一方で、この自動応答はVK3RWNレピータを介して運用するため、頻繁にVK3EHG Fにアクセスすると、それに応じて自動応答が返りますのでワッチ局においては耳障りになる可能性もあります。プライベートレピータではないため、他使用局への配慮も必要です。



また、音声の肉声がOMですので…ここはYLを起用、、、ではなく、あくまでも「英語でのアナウンス」にするなどの課題、反省点がわかりました。
自動応答の設定を音声ではなく、PositionにすることでGPSデータでACKができますので、こちらの方がよりスマートなのかもしれません。

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(画像はアイコムのWEBから引用させていただきました。)


この週末は運用時間以外はPositionモードで自動応答を行う予定です。"VK3EHG F"のコールサイン指定で呼んでいただければと思います。
日本から海外へのコネクトへの確認方法の一つとしての活用として、判断でき有益な実験でした。




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# by JM3EHG | 2016-09-23 06:42 | D-star | Comments(0)

西オーストラリア州 フリーマントル

先日、業務出張で念願のWA州(VK6)フリーマントルを訪問してきました。初のインド洋です。
メルボルンと日中の気温は15度から17度程度と大差はありませんでしたが、日差しはやや強い感じです。

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さすがに3000km近く離れると時差もありで、日の入りの時間も遅く、若干違和感も感じました。
広大なオーストラリア大陸、国内の移動でも航空機で4時間かかるのですから、やっぱり大きな国なんですね。またインド洋を西にずっとトレースしていくともう南アフリカなんですね。(どおりでパースの空港に南アフリカ航空が来ているわけだ。)


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なぜ、フリーマントルなのかというと、不肖宮嶋先生が「不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス」の中で訪問された街でもあり、一体どんなところなのかと興味のある街でもありました。

文中では南極からの引き上げ後、しらせの最初の寄港地がフリーマントルな訳で、長く隔離された世界から舞い戻った海の男たちは夜の町に繰り出す…という描写が書かれていました。

「不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス」はアマゾンのレビューでも賛否両論書かれていますが、個人的には南極という極限の環境において従事されている方々のメンタルや様子などが誇張気味に書かれている一方(校正の勝谷氏か?)ででも、広く知る意味でも良い書物でした。ってなぜか書評になりましたが…。


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ということで、フリーマントルです。

漁業も下火のようですが、腐っても港町、雰囲気は良かったです。
やはり港町と言う部分でタスマニアのホバートに通じるものも感じます。
建物もほとんどが煉瓦つくりのもので歴史を感じさせるものでした。逆に考えると地震なんてないんでしょうね。


港町ということで、一番の楽しみが夕食…。

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ハーバーの中にあるシーフードレストランで「グリルドプラッター」(海鮮焼き物盛り合わせというところでしょうか。)を頂きました。38ドル也。

ムール貝(マッスル)のチリソースの煮込み、スクィド(イカ)、エビの串焼き、白身のグリルと最高です。生のオイスターもいきたいところでしたが、さすがにこんなに食べると無理でした。

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# by JM3EHG | 2016-09-15 05:59 | 雑談 | Comments(0)

VKの無線のルーツを求めて…Wireless Hill Park訪問

以前から気になっていた念願の「Wireless Hill Park」の訪問が叶いました。「Wireless Hill Park」はちょうどパースとフリーマントルの中間のロケーションに位置しており周辺は静かな住宅街の中の公園といった形です。

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なぜ気になっていたかというと、一説にはここが原住民であるアボリジニによって「火」による通信が行われていた「らしい」というオーストラリアにおけるコニュニケーションの原点であるという部分です。

実際のところは、公園内の看板やWikiからの引用にもなるのですが、簡単に要約してみると1910年あたりから当時のオーストラリア政府が通信サイトの探索を行っており、ここがその候補地の一つとなり(もう一つはペナントヒル・NSW州)1912年にテレフンケン社により建設が始まったと記載があります。


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当時の送信機は25ワットのクエンチドアークトランスミッターとありましたので、火花送信機と推測できます。(火花送信機といえばイタリアのマルコーニが有名と思っていたのですが、ドイツのテレフンケンも採用していたのですね。)
受信機はローカルで採れたクリスタルレシーバーということですので、方鉱石なんでしょう。

ただ、現時点でどの周波数帯で運用されていたのかはわかりませんが、Wireless Hillに建設されていたタワーは120m(396フィート)とありますので、LF帯あたりでしょうか。ここからロンドンに向けてのテレグラフによる通信が目的だったようですが、その後WWⅠ、WWⅡと軍事用途、またラジオ放送などにも使われ1974年に新しい場所に移転のためQRTとなりました。

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当時のエンジンルーム(兼送信所)はテレコムミュージアム、ラジオ技術者が滞在していたと思われるコテージは倉庫、また地域のコミュニティFM局が使用する形で現存しています。このミュージアム、私が訪問した日から改装で休館と非常に残念。日頃の行いが悪いのか…。事前に管理をしている役場にネゴしたのは内緒なんですが、やっぱり駄目でした。
ということで、上の写真でわかるように、ローカルのハムクラブも関係しているようです。(短波帯の八木が上がってました。)


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公園は一般に開放、また丁寧に整備されており、当時の様子をしのぶことができます。120mタワーを支えていたガイワイヤ用アンカーは一部は展望台として改造されており、頂上部からはパースの街並みが一望できました。

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残念ながら依左美みたいにタワーの一部が展示…という感じではありませんでしたが、タワーの土台部分も復元されていたり雰囲気はありましたし、メインタワーが建設されていた土台付近には我々にはなじみのある「CQ」と書かれたプレートがあったり。

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ということで、もう一つの目的を達成するため、今回は神アンテナで有名な?ダイヤモンドのRHM-8Bと久しぶりに登場のKX3のウルトラライト級コンビを持ち込んだわけで、当時への思いを馳せながら40mバンド、20mバンドでCQを打電したものの、見事にNG。

そもそも、バンド内が閑散としており何も聴こえません。あわよくば交信が成立すれば「Wireless Hill Park訪問記念QSL」の発行、、、と企図していたのですが、至極残念。

ともあれ、このような産業遺構が適切な形(無線施設をローカルハムクラブが活用しつつ、関連機材の博物館にしているなど)で保存されており好印象を持ちました。なかなか場所、施設によっては全く当時とは違う形相で保存されていたりという場合もありますので。

ミュージアムのクローズといいついていませんでしたが、次回訪問に向けて情報収集を継続してみたいと思います。

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# by JM3EHG | 2016-09-14 21:11 | オトナの社会見学 | Comments(0)

AIRTALK2016

東京ハムフェアには残念ながら参加できませんでしたが、何とかCITIZEetさんが毎年発行するAIRTALKだけは入手することができました。(Mさんありがとうございます。)

雑誌ほどのページ数ではありませんが、どのページも手作りで読み応えのある内容で、私自身は一度もライセンスフリーラジオを経験したことがないのですが、毎年の楽しみとしています。残念ながらいくつかの年は歯抜け状態になっていますが、2002年のVol 05から何とか今に至っています。


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今年の号、Vol19では新型の市民ラジオ機SR-01が大きく取り上げられています。
D級増幅回路など興味のあるところですが、若干、この機械、それなりのお値段だそうです…。

一方で広く、無線技術の研究ということで個人的にはデジ簡に興味があるところです。

デジ簡の場合、まだ生まれたばかりのカテゴリーや、使用できるアンテナの制限などワンメイクレース的な同じ(スペック)土俵上で楽しめる趣味として興味があります。このあたりは日本に帰国してからのお楽しみということで、しばらくは置いておきたいと思います。

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# by JM3EHG | 2016-08-30 06:32 | 雑談 | Comments(2)

French Island ミニDXペディション(案)

オーストラリアでは暦において9月は春となります。9月が終わると10月からはサマータイムで短い夏の季節です。

このところ、天候もそれほど崩れることがないので、以前から企図していたプラン「French Island ミニDXペディション」(案)をそろそろ発動してみたいと思います。

このフレンチアイランドとは、メルボルンの南東部にある島でIOTAでも「OC-136」が与えられている、珍しいといえば珍しい島です。

島に上陸するには、Inter Island FerriesでStony Pointから島内部のTankertonまで15分の船旅が必要で、さながらブーベ島やスプラトリーに上陸する雰囲気を盛り立ててくれます。


そのほかにもOC-136としてフィリップ島がありますが、ここは橋で行き来が可能です。
Inter Island Ferriesのウエブサイトを見てみると、複数の便が本土と、フレンチ島間に設定されているようです。

Stony Point発10:00(or 12:00)>Tankerton着10:15(or 12:15) // Tankerton発13:20(or 16:00)>Stony Point着13:35(or16:15)

このプランであれば、現地で3時間~4時間は運用に確保できそうです。


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システムは日ごろから使い慣れている、IC-7300+シールドバッテリー、アンテナはダイポールが妥当でしょうか。

World Wide Flora & Fauna向け(公園系?)には、「VKFF-0622」という番号が割り振られています。グリッドロケーターは「QF21PO」のようです。

島内には宿泊施設もありますので、オーバーナイトのコッテリと運用も可能なのですが、家庭内SWRも鑑みて日帰りのミニペディション形式がよさそうです。

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# by JM3EHG | 2016-08-28 06:39 | KRMNPA | Comments(0)


技術屋の憂鬱


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確かに独特な匂いですねぇ..
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